callebaut history picture
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より美味しいチョコレートへのあくなき探求心

それは、1911年の創業からずっと変わりません

私たちの物語が始まった1911年からずっと、カレボーを代表する定番品のチョコレートは、世界中のシェフにとって、なくてはならないものであり続けました。その独特な味わい、シェフが日々の作品づくりで感じられる成果、そして、サステナビリティへの取り組み。私たちは1世紀以上にわたり、そうしたビーントゥバーのチョコレートをベルギーで作り続けてきました。
1911 Octaaf Callebaut
1911年

オクターフ・カレボー

ベルギーの小さな町「ウィーゼ」のビール醸造者を祖父に持つオクターフ・カレボーは、ひそかに初めてのチョコレート開発に取り組んでいました。数カ月にわたって漂ってくる、焙煎したてのカカオ豆の香ばしい香りに、誰もが好奇心をそそられました。コンチェ(撹拌機)から出てきた彼の第1号のチョコレートをようやく味見できた醸造所の人たちは、カレボー初のファイネストベルギーチョコレート誕生の立会人となったのです。ウィーゼ村の守護聖人の名前から「サルバトール」というブランド名で販売されたこの新しいチョコレートは、周辺の村々にある小さな店やそのお客様たちから愛され、その評判は瞬く間に広まりました。

callebaut old chocolate factory
1918年

レシピの改良と完成

その後、オクターフは数年をかけてレシピを改良し続け、その濃厚なフレーバーで知られている「811」「823」「W2」を完成させました。このチョコレートはすぐに、シェフやショコラティエたちにインスピレーションを与え、様々なフレーバーや材料と組み合わされ、数えきれないほどの素晴らしいチョコレート作品を世に送り出しました。

the first couverture
1920年

クーベルチュールチョコレート第一号

戦時中やその間の時期、ショコラティエやパン職人たちは、チョコレートなどスイーツ作りに必要な材料を手に入れるのに苦労しました。しかし戦争が終わると、カレボー家はベルギーのショコラティエのためにクーベルチュールチョコレートの製造に専念する決心をしました。この組み合わせにより、現代におけるベルギーチョコレートの名声の礎が築かれました。

book of chocolate recipes
1935年

五感で完成させたチョコレートとレシピブック

オクターフのチョコレート作りの秘蔵のノウハウが完成し、世代を超えたチョコレート製造者たちに受け継がれ始めました。彼らに言葉はいりませんでした。材料リストだけで、五感を総動員してチョコレートを「理解する」方法を学びました。彼らは、コンチェ(攪拌機)の中にあるチョコレートを観察することで、まさに完璧に再現したのです。わたしたちのチョコレート製造の達人は、現代においても、未だに先人たちから学んだ方法で、五感をフルに使って仕事をしています。1935年の貴重な手書きのレシピシートには、「ミルクチョコレートのレシピ№845」と記されています。これは今でもシェフやショコラティエたちに人気のレシピです。

Charles Callebaut
1958年

チョコレートの液体輸送を考案

家業を継いだ次世代のシャルル・カレボーは、チョコレートを液体でチョコレート会社に輸送する方法を考案しました。これにより、チョコレート原液をお客様により早く供給できるようになり、職人のアトリエで再溶解したり再テンパリングしたりする労力が大幅に軽減されました。20世紀初頭のこの考案には、高品質のチョコレートをより入手しやすくし、完璧な成果を効率的に保証する方法を見出そうとする、カレボー家の起業家精神が表れています。

1965 first export
1965年

カレボーのチョコレートを世界にはじめて輸出

この時期、国外や海外のショコラティエ、パティシエ、パン職人でも、カレボーのベルギーチョコレートをお使いたいという意欲を見せる人が増えていきました。そして、カレボーは初めてチョコレートを輸出し、その独特な味わいと定評のある作業性で、世界中のシェフの作品づくりを支えることで、ベルギーチョコレートの評判を高めることに貢献したのです。

Callets™
1988年

シェフが世界初のカレットの魅力を享受

~小さな粒状のクーベルチュールチョコレートがもたらしたもの~

カレボーは、カレットを世に出したことで、ショコラティエやパティシエとの関係をより堅固なものにしました。この小さな粒状のチョコレートを使うことで、シェフたちがチョコレートを投入・溶解・テンパリングする精度が上がり、作業性が高まることで、作品づくりでより高い成果が出せるようになりました。

first callebaut academy
1988年

カレボーが初のチョコレートの学校、カレボーカレッジを開校

カレボーチョコレートアカデミー™センターの前身であり、史上初となるチョコレートの学校「カレボーカレッジ」の講師として、世界中から職人を招聘しました。アイディア交換や、互いの経験から学ぶため、菓子職人やシェフたちがこぞって集まってきました。

barry callebaut truck
1996年

カレボーがカカオバリーと合併

カレボーが、フランスのカカオバリーと合併します。その後も、カレボーは100%ベルギーのブランドであり続け、すべてのファイネストベルギーチョコレートを、ベルギー国内でビーントゥーバー製造しています。

Callebaut Origins
2006年

オリジンチョコレート、心ときめくカカオフレーバー

カレボー初のオリジンチョコレートは、シェフたちの心をつかみ、彼らのチョコレート製品を通じて世に出ていきました。驚きの味わいと最初に感じられる香りが特徴のこのチョコレートは、シェフは新たなペアリングの可能性を生み出すことに貢献しました。アリーバ、ジャワ、サントメ…聞き覚えはありませんか?カレボーは、今でも、世界でも珍しい貴重な品種の豆を使って、このオリジンシリーズを作り続けています。

Old times Wieze Barry Callebaut factory
2011年

チョコレートを作り続けて100年

カレボーが世界中のシェフたちとともにチョコレート作品を作り始めてから100年を迎えます。100年の時を経ても、チョコレートレシピはすべて、1911年に創業者であるオクターフによって生み出されたオリジナルチョコレートを元に作られています。日本からメキシコに至るまで、世界中のシェフが中心となって記念日のお祝いが行われ、すべてのイベントで素晴らしいチョコレートの物語が紡がれました。

cocoa beans
2012年

サステナブルな方法で栽培されたカカオへの大胆なシフト

「Growing Great Chocolateプログラム」を通じて、西アフリカのカカオ生産者を支援するため、サステナブルな方法で栽培されたカカオへの大胆なシフトを行いました。ファイネストベルギーチョコレートを1パック販売するごとに、カレボーは、その売上な一部を西アフリカにおけるサステナブルなカカオ栽培と、カカオ生産者コミュニティのために再投資しています。

chefs in action
2014年

チョコレートアカデミー™ センターのフラッグシップ拠点を開設

ベルギーのウィーゼに、フラッグシップ拠点となるチョコレートアカデミー™センターを開設しました。ショコラティエ、パティシエ、シェフにインスピレーションになる情報を届けたり、チョコレートの技術を学んだり、お互いの経験を交換したりできる場所を提供する新たな施設です。小さな農園、カカオ豆学(Beanology)ルーム、チョコレートライブラリー、恒例のテイスティングルームがあります。また、チョコレートアカデミー™の中心部には、設備の整った作業スペースが4つあるのが特徴的で、パン職人、パティシエ、菓子職人、レストランシェフがチョコレート技術に磨きをかけることができます。

whole bean roasting
2016年

ビーントゥバーのワークショップを通じて愛を広める

カレボーの独特な味わいの原点は?それは、私たちが世界中のシェフやショコラティエたちと共有していることです。ビーントゥバーの講習会では、カレボーのマスターチョコレートメーカーがカカオ豆のフレーバー、発酵、ブレンド、ホールビーンの焙煎、コンチングなどについてのノウハウを伝えています。

2018 ruby launch event
2018年

第4のチョコレート「ルビーチョコレート」の誕生

ダーク、ミルク、ホワイトに続くルビーは、チョコレートにおける80年ぶりの新発見です。この母なる大地からの贈り物は、着色料やフルーツフレーバーを一切加えず、ルビーカカオ豆から生まれた新しい色と味によって、驚きと感動の体験を与えてくれます。色もさることながら、ルビーの味もまったく新しい体験です。フルーティで濃厚な果実の味とフレッシュな酸味のニュアンスが感じられます。

callebaut 811
2019年

常により良いものを追求、あくなきレシピの改善

キッチンは常に進化しています。私たちのチョコレートも同じです。100年にわたるチョコレート作りの伝統を受け継いだファイネストベルギーチョコレートを、私たちはお客様のあらゆる要望に応えられるように刷新しました。トレーサブルなココアリカーを原料にし、これまで以上に豊かになった味わいと、さらに向上した作業性。シェフと職人の"自分史上最高"のチョコレート作品づくりに、これまで以上に貢献できるようになりました。

cocoa farmer
2019年

心臓部であるココアリカーに、サステナブルでトレーサブルなカカオ豆を使用

常により良いものを追求している私たちは、サステナブルでトレーサブルなカカオ豆からココアリカーを作っています。ココアホライズン財団が支援しているコートジボワール、ガーナ、エクアドルのカカオ生産者コミュニティと直接提携しています。ココアホライズンプログラムは、トレーニング・ノウハウの共有・コミュニティ活動を通じたカカオ生産者の繁栄に重点を置いています。

chefs talking about NXT
2021年

次世代の味わい「NXT」が誕生

823と811の味にインスピレーションを受け、新世代の消費者にも満足してもらうために、私たちは第一世代の100%プラントベース(植物由来の原料で作られた食品)のチョコレートを自信を持って発表しました。NXTデイリーフリー(乳製品不使用の食品)チョコレートは、乳製品を一切使用しない、プラントベース(植物由来の原料で作られた食品)のおいしさを愛する人たちにぴったりのチョコレートです。